2001年5月 アーカイブ

とてもハイレベルでスリリングだが「こない」音楽。そういった音楽を簡単に切り捨ててしまっていた自分を省みる時期にきている。だから自分が到達できるかどうかといったことでもなく好みであるとかそうではないということではなく、そこにある音楽をただ受け入れ敬意を持ちたい。このトリオは間違いなく現在世界最高の高い音楽性と技術をあわせ持ったピアノトリオの一つである。そんな評論家がいかにも言いそうなことは抜きにしてもこのトリオ、ミュージシャン達の存在とその音楽が私の表現と方法に刺激と勇気を与えないわけがない。どこか醒めた物言いになってしまったが決してまったく「こない」ということではなく、この夜3曲めのそういえばマルウオルドロンなんかもとりとめのなさがしかしこの怪物ピアニストは一体どこへ行くのだろう。まだ30になったばかりだというのにこの完成度この美意識。私は40すぎてますます混乱の極みにある

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